それぞれの特徴は以下のとおりです。

■オリエンタル系
・花が大きく、香りが強め

・日持ちが良い
・主な色：白, ピンク, 黄色

■スカシ/LA系※
・花は小さく、香りは薄め
・比較的咲くのが早い
・主な色：黄色, オレンジ, 白, ピンクなど

※LA：Longiflorum-Asiantic
「LA」とは、ロンギフローラム（テッポウユリ）とアジアティック・ハイブリッド（スカシユリ）の交雑種です。
スカシと似た部分が多いため、スカシ/LA系とみなしております。

■飾る前の準備
1. 茎の先端部を、水中で斜めにカットしてください（”水切り”という作業です）。
2. 水に浸かりそうな葉を取り除きます。
3. 花が開き始めたら、なるべく早めにおしべの先（花粉）を取りましょう*。
※受粉すると、花が枯れやすくなってしまいます。おしべを取り除いても、香りに影響はありません。

■ポイント
・こまめに水切りを行うと、花の切り口が清潔に保たれ、より長持ちします。
・水換えは2〜3日に1回のペースで行うのが好ましいとされています。
・切花延命剤を使うのも、きれいな状態を保つのに有効です。

オリエンタル系の方が比較的香りが強いとされています。
しかし、八重咲き※のオリエンタルユリは香りが控えめで花粉が出ないため、食卓や飲食店におすすめです。

※八重咲きのオリエンタルユリは出荷時期が限られているため、通常のセットには含まれません。販売が開始されましたらご案内します。